国税庁が社会人経験者を大量採用へ

 国税庁では、平成28年度に200人もの社会人経験者を大量に採用しましたが、29年度も同程度の採用を予定していることを公表しています。
 平成6年からしばらくの間、退職者が少数の期間が続いたことからこの間の新規採用数を減らしていましたが、この少数採用期の職員が現在30代となり、職員構成上大きな歪みとなっているため、これを解消する目的で30歳以上の社会人経験者を採用するものです。特に法人の財務・経理や金融機関の貸付・資金運用等の職務経験者を求めています。
 採用試験(国税調査官級)の日程等は、未だ公表されていませんが、昨年度の日程とほぼ同じと考えれば、8月上旬に試験受付、9月下旬から12月上旬にかけて第1次〜第3次試験を行い、12月中旬頃に最終合格者が発表されるものと思われます。