給与所得者数は過去最高、平均給与は422万円

 国税庁の平成28年分民間給与実態統計調査によると、昨年1年間を通じて勤務した給与所得者数は前年に比べ1.6%増加の4,869万人となり、平成25年分から毎年過去最高を更新しています。このうち、女性の給与所得者数は、2,007万人と2.3%増えて初めて2,000万人を超えました。
 給与総額は前年より1.9%増加の205兆2,992億円で、給与所得者1人当たりの平均給与は422万円と2万円増えました。平均給与の内訳は、給料・手当が357万円で賞与が65万円となっており、給料・手当に対する賞与の割合は18.1%でした。
 業種別の平均給与では、 最も高いのが「電気・ガス・熱供給・水道業」の769万円、 最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」の234万円となっています。