消費税不正還付の追徴税額4倍に

 国税庁がこのほど公表した平成28事務年度の法人税・法人消費税等の調査事績によると、消費税還付申告法人6,867件に対して実地調査をしたところ3,954件に非違があり、消費税296億円を追徴課税したことがわかりました。このうち802件に不正があり不正分の追徴税額は128億円となっています。追徴税額、不正分の追徴税額ともに3年連続の増加で、不正分の追徴税額は大口事案があったことなどから前年度の4倍にのぼっています。
詳細は→ https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2017/hojin_chosa/index.htm