2017年の民間企業の平均給与は432万円
 国税庁の2017年分民間給与実態統計調査結果によると、昨年1年間を通して民間企業に勤めた給与所得者は4,945万人(対前年比1.6%増)、支払われた給与総額は213兆7,167 億円(同4.1%増)でした。
 1人当たりの平均給与は432万2千円で、前年に比べ10万6千円ほど増加して5年連続の増加となっています。
 男女別にみると、男性(平均年齢45.9歳、平均勤続年数13.5年)は531万5千円で2.0%、女性(同46.2歳、同10.1年)が287万円で2.6%それぞれ増えています。内訳では、平均給料・手当が男性444万円、女性247万円で、平均賞与が男性87万円、女性40 万円。
 また、業種別にみると、最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の747万円。以下、「金融業、保険業」の615万円、「情報通信業」の599万円の順となっており、最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」の253万円となっており、「宿泊業、飲食サービス業」は「電気・ガス・熱供給・水道業」の約3分の1と大きな格差があります。