会計検査院が租税の徴収過不足2億6,673万円を指摘
 会計検査院は、平成29年度決算検査報告で租税の徴収過不足が2億6,673万円あったことを明らかにしました。
 これによると、全国の38税務署において、納税者58人からの租税の徴収にあたり、@納税者が提出した申告書等に記載した所得金額や税額等が誤っていたものを見過ごした、A税額控除など法令等の適用の検討が不十分だった、B課税資料情報の収集・活用が的確でなかった、などの原因から、平成25年から29年度にかけて徴収額が2億6,273万円不足していたほか、平成27年度は400万円過大になっていました。
 なお、これら過不足額は全て徴収または支払決定の処置が執られています。