GW・10連休中の政府系金融機関等の対応
 今年のゴールデンウィークは4月27日から5月6日まで、祝日に挟まれた平日が休日となる「国民の休日」や土・日曜日も合わせて10連休になります。
 しかし、例年にない長期連休に伴い融資が滞る懸念もあります。
 そこで日本政策金融公庫等は、資金繰り対策の必要が生じる可能性のある中小企業・小規模事業者からの融資や返済に関する相談に対応するための特別相談窓口を設置しています。
 公庫は特別相談窓口に加え、4月30日〜5月2日の3日間には休日電話相談を受け付けるとともに、通常の融資枠とは別枠のセーフティーネット貸付を実施します。
 商工中金では、改元や10連休に関するQ&Aも公表し、通常と異なる手続きとなるものなどについて注意を呼び掛けています。例えば、5月以降も「平成」が記載されている帳票・書式類、手形・小切手は使用可能ですが、訂正する場合には平成に二重線を引き新元号を記載し、訂正印は不要であることや、10連休中の各サービスの休止状況や連休前後の窓口対応などについても説明しています。
 このほか沖縄振興開発金融公庫、信用保証協会でも特別相談窓口を設けています。