749人が晴れて税理士資格を取得
 12月13日付の官報に令和元年度(第69回)税理士試験結果が公告され、新たに749人が税理士資格を取得したことがわかりました。
 今年の税理士試験は8月6日から8月8日までの3日間行われ、2万9,779人が受験した。試験の結果、一部科目合格者数は4,639人(女性1,295人)で、今回の試験で合格科目が5科目に達し、晴れて税理士資格を取得した者は749人(同206人)でした。
 合格者の内訳をみると、学歴別は「大学卒」が563人と最も多く、以下、「専門学校卒」95人、「高校・旧中卒」51人、「短大・旧専卒」23人、「その他」13人、「大学在学中」4人で、年齢別では、「41歳以上」が268人で最も多く、以下、「31〜35歳」の158人と続きます。
 一方、科目別でみると、受験者数は違うものの最も高かったのは「住民税」の19.0%。以下、「財務諸表論」18.9%、「簿記論」17.4%、「事業税」14.8%、「法人税法」14.7%の順で、最も難易度が高かった科目は「相続税法」の11.7%でした。
 なお、次回の令和2年度(第70回)税理士試験は来年8月18日から8月20日の3日間で、合格者発表は同年12月18日の予定となっています。