国税庁がチャットボットを試験導入
 国税庁では、税務相談の新しいチャネルとしてホームページに導入する「チャットボット」の試験導入を3月31日まで行っています。
 チャットボットは、「チャット(会話)」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、利用者が知りたい情報について、メニューの選択やフリーワード(話し言葉、キーワードなど)を入力すると、AI(人工知能)を活用して自動で回答を表示するシステムです。
 利用するには、パソコンのほか、スマートフォンやタブレットから国税庁ホームページのチャットボットにアクセスすることで利用できます。
試験導入では、令和元年分の所得税確定申告のうち、「医療費控除」や「住宅ローン控除」などの各種控除を中心に、給与収入や年金収入がある者の「よくある質問」に対応しており、今後、相談事例を蓄積して回答範囲を順次拡大していく予定です。