有給休暇取得率は付与日数の約半分

 厚生労働省がまとめた平成30年就労条件総合調査結果(有効回答数3,697社)によると、昨年1年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数を除く)は労働者1人あたり平均で18.2日で、労働者が取得した日数は9.3日となっており、取得率は51.1%でした。前年と比べると、年次有給休暇日数は同じでしたが、取得日数は0.3日増えており、取得率は0.7ポイント増加して50%を超えました。
 取得率を企業規模別でみると、「1000人以上」が58.4%で最も高く、「300〜999人」及び「100〜299人」が47.6%、「30〜99人」が44.3%と企業規模が大きいほど取得率が高くなっています。
 調査は、常用労働者30人以上の民間企業を対象に2018年1月1日現在で実施されたものです。