全国健康保険協会が高額療養費で過払い

 全国健康保険協会は3月8日、加入者へ支払った高額療養費の支給決定金額に誤りがあり、過払い金が発生していることを明らかにしました。
 これによると、対象は平成27年6月29日から平成31年2月21日までの間に決定した高額療養費のうちの36名で、その過払い総額は24万5,053円となっています。
 原因は、高額療養費の審査の際に使用する業務システムの計算プログラムの誤りで、本来、高額療養費の計算に含めるべきではない金額を含めて支給決定金額が算出されていました。
 同協会では、対象者にお詫びの文書を送って、電話で事情を説明した上で過払い金の返還を求めていくこととしています。