国税庁がこのほどまとめた「令和4事務年度における所得税及び消費税調査等の状況」によりますと、同事務年度(令4.7〜5.6)に実施した所得税の実地調査件数は4万6,306件で、実地調査による申告漏れ所得金額は総額5,594億円、その追徴税額は1,015億円でした。
実地調査による1件当たりの申告漏れ所得金額は1,208万円、1件当たりの追徴税額は219万円でした。
なお、事業所得を有する個人の1件当たりの申告漏れ所得金額が高額な業種については、最も高額だったのは「経営コンサルタント」で3,367万円と2年連続で1位となっています。以下、2位「くず金卸売業」2,483万円、3位「ブリーダー」2,075万円、の3業種が2千万円を超えています。 |