令和5年中小企業実態基本調査
 中小企業庁は、中小企業実態調査の令和5年(令和4年度決算実績)速報を公表しました。
 この調査は、中小企業約11万社を無作為に抽出し、回答の得られた4万5,723社を基に推計しています。
 結果をみますと、1企業当たりの売上高は前年度比15.9%増の2.1億円。産業大分類別では、「運輸業,郵便業」(前年度比31.1%増)や「サービス業(他に分類されないもの)」(同25.2%増)、「情報通信業」(同20.9%増)など全11産業で増加しています。
 また、事業承継に関する調査も行っており、事業承継の意向について「今はまだ事業承継について考えていない」42.3%、「親族内承継を考えている」24.3%、「現在の事業を継続するつもりはない」23.4%の順で多くなっています。