令和6年度(第74回)税理士試験は8月6日から3日間
 国税審議会は4月5日、令和6年度(第74回)税理士試験を8月6日から8日までの3日間、全国12都道府県において実施することを公告しました。試験は、初日の6日に「簿記論」「財務諸表論」「消費税法又は酒税法」、7日に「法人税法」「相続税法」「所得税法」、8日に「国税徴収法」「固定資産税」「住民税又は事業税」の各科目となっています。
 なお、解答に当たり適用すべき法令等は令和6年4月5日現在施行のものなので、先の令和6年度税制改正の内容も反映されることになります。
 受験案内及び申込用紙の交付期間は4月8日から5月10日、受付期間は4月22日から5月10日までです。
 郵便での受験申込みを行う場合は、申込書類が完備しており、かつ、5月10日までの通信日付印のあるもの(料金後納郵便または料金別納郵便については同日までに到着したもの)、また国税電子申告・納税システム(e-TAX)で受験申込みを行う場合は、受験申込受付期間内に受験申込手続きを完了し、かつ、令和6年5月10日までに申込書類の全てにつき提出があったもの(令和6年5月10日までの通信日付印のあるもの(料金後納郵便又は料金別納郵便については、令和6年5月10日(金)までに到着したもの))に限り受け付けられます。
 申込書類は、@税理士試験受験願書・税理士試験受験申込書、A受験票・写真票、B受験資格を有することを証する書面(税法に属する科目受験者のみ)の3点です。
 受験手数料は、受験申込科目数に応じて、1科目4,000円から5科目10,000万円までで、税理士試験受験願書の所定の箇所に受験手数料に相当する収入印紙を消印しないで貼付します。また国税電子申告・納税システム(e-Tax)で受験申込みを行う場合は、送信した税理士試験受験願書を印刷し、所定の箇所に受験手数料に相当する収入印紙を消印しないで貼付します。
 合格者の発表予定日は11月29日となっており、税理士試験に合格した者については、発表予定日に受験地及び受験番号が官報及び国税庁ホームページに掲載され、税理士試験に一部科目合格した者についても同様の方法で掲載されます。
 なお、昨年は600人が晴れて税理士資格を取得しています。

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