給与所得者の平均給与が3年連続増加

 国税庁がこのたびまとめた「令和5年分・民間給与実態統計調査」によりますと、民間事業所に昨年1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は460万円となり、3年連続で増加しています。
 令和5年12月31日現在における民間事業所の源泉徴収義務者数は277万件、その事業所に勤務する給与所得者は6,068万2千人で前年より102万人増えて過去最大となりました。
 令和5年中に民間事業所が支払った給与の総額は232兆9,072億円、源泉徴収された所得税額は12兆61億円で、給与総額に占める税額の割合は5.15%。
 また、令和5年1月から12月までの1年を通じて勤務した給与所得者数は5,076万1千人(男性2,887万人、女性2,189万人)。給与所得者1人当たりの平均給与は459万5千円(男性568万5千円、女性315万8千円)となり3年連続の増加で、平均給与の内訳は、平均給料・手当が388万1千円、平均賞与が71万4千円となっています。