交際費等の支出額が2年連続で増加
国税庁がまとめた「令和5年度分会社標本調査〜税務統計から見た法人企業の実態〜」によりますと、交際費等の支出額が2年連続で増加していることがわかりました。
交際費等の支出額は、前年度より6,020億円増の4兆1,841億円。1社当たり141.5万円で、損金不算入額は1兆610億円、損金不算入割合は25.4%となっています。
一方、寄附金の支出額は3,433億円増の1兆3,702億円で、こちらは4年連続の増加。内訳をみますと、企業版ふるさと納税などを含む指定寄附金等が1,505億円、特定公益増進法人等に対する寄附金が965億円、完全支配関係がある法人間の寄附金等を含むその他の寄附金が1兆1,233億円でした。
また、全法人のうち利益計上法人は115万3,514社で3年連続の増加で過去最多を更新しています。