4月からの専門実践教育訓練の新規指定講座数は303講座
 厚生労働省はこのほど、労働者の主体的なキャリアアップを支援するため、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合に、その費用の一部を雇用保険により支給する教育訓練給付金の対象となる「専門実践教育訓練」の令和8年4月1日付け指定講座として303口座を決定しました。
 専門実践教育訓練給付金は、中長期的なキャリア形成に役立つ講座を受講する労働者が支給要件などを満たし、ハローワークで支給申請手続きを行った場合に受講費用の50%(年間上限40万円)を6か月ごとに支給する制度。また、訓練修了後1年以内に資格などを取得して就職などをした場合には、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加支給されます。加えて、令和6年10月1日以降に受講を開始した場合に訓練前後で賃金が5%以上上昇した者には、受講費用の10%(年間上限8万円)が追加支給されます。
 今回、新規指定される303講座は、デジタル技術の進展を踏まえたニーズに応じた人材育成を行う第四次産業革命スキル習得講座や、専門職学位を取得する課程、看護師などの資格取得を目標とする養成課程など。また同省では働きながら学びやすくする観点から、通信制の講座のうち一部または全部をe-ラーニングにより実施するオンライン講座や夜間、土日の講座の充実も図っており、オンライン講座として139講座、夜間講座12講座、土日講座43講座もそれぞれ新たに指定しています。
 これにより専門実践教育訓練給付金の対象となる講座は、これまでの指定講座と合わせると4月1日時点で3,488講座となります。